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2007年11月18日 (日)

林檎の木の下で再会する_071118

日常の生活を送っていても、意味が曖昧だったりどちらにも取れたりする言葉やシンボルは多い。
夢や空想や物思いの中ではなおさらそうなる。

塔が宙に舞い上がるような幸せと破綻する不幸せの両方を意味するように、塔の形状には、地上から突き出るものとして樹木とのアナロジーが含まれている。

塔は樹木になり、樹木は塔になる。
しかし、塔は孤高で冷たく、不安定なイメージを主体としているが木は群れやすく温かく、安定した成長のイメージが主体になる。
この2つのシンボルには重なる部分と重ならない部分があり、その2つをあわせたトワイライトのイメージが、おもに出会いや別れに関する示唆をたくさん含んでいる。

樹木のうち、とくに瑞々しい果実がなる樹木は特別に幸せな暗示がある。
樹木は地中に張った根から水分と養分を吸い取り、それを枝と葉に変え、花を咲かせ、実に結ぶ。
そのように人も樹木の下に吸い寄せられるように集い、そこで会いたい人に再会する。

おおたか静流 林檎の木の下で
http://mumlob.chicappa.jp/happymusic/under_the_apple_tree.mp3

じつは別れと出会いは毎日繰り返し起こっている。どんなに親密な関係でも皮膚以上には近づくことはできないし、日々の社会的活動を恋人を同伴して行うことは難しい。眠るときは必ず孤独になる。その自然のリミットを超えようとするとカンニバリズムネクロフィリアに近づかざるをえないだろう。

リンゴの木は芳香で人々を引き寄せ、繁った枝葉で強すぎる日の光や風から下で集う人々を守り、実の赤い色で心を燃え立たせる。それぞれの社会的活動のために別れていた恋人たちはリンゴの木の下で再会を果たす。

中杉ストンパーズ(阿佐ヶ谷のストリートミュージシャン) 
リンゴの木の下で

http://mumlob.chicappa.jp/happymusic/under_the_apple_tree_by_NakasugiStompers.mp3

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