おいしい感じ_070923
平均が97点を超えたときのおいしい感じに2,3のヒントがある。
中学校にあがって以降はやや事態が複雑になるので数学以外は100点を取るのが難しくなった。英語、国語は90点を超えるのがやっと、必ず、どこかで食い違いや取りこぼしが出る。社会や理科は暗記していればいいんだろうが、量が多くなると一晩で暗記できる量や詳しさには限度がある。
あと少しで完全、という感覚に迫れたのはそういうわけで小学校の5,6年生のころだけだった。特殊な時期の特殊な経験というべきだろう。何かもう少し、こうしたことに一歩踏み込む気があれば、パーフェクトはできないわけではない、といつも思っていた。そして、それはその後も、ぼくの基本的なオプティミズムの根底を形成するベースの感覚となった。
今でも、何をやるにつけ、このおいしい感じを目指して歩き始める。そこまでは悪くないが、多くの場合、2、3割の地点で気持ちがトーンダウンしてしまうので社会全体の平均よりも悪い結果のまま中断してしまう。
ぼくの人生は、死屍累々としたかじりかけのプロジェクトで埋め尽くされ、そのうち、古い地層のものについては、かじりかけであったことも忘れてしまう。そういう人並みはずれて半端なものの中で、いくつかのことが生き残っている。しかし、現実の時間はそれを自転車操業的に維持するだけで精一杯で、目指しているはずのおいしい感じにはなかなか至らない。
この数年は、先を見ず、おいしい感じを目指さずにことに挑めるようにアプローチを変更しようとしている。そのほうが安楽で、逆に結果も今よりは多少よくなるはずだから。しかし、その変更の試みそのものがおいしい感じに至らない。
| 固定リンク



コメント